アウトプットのためのインプット
単に「意識が変わってきた」という話なのだが、最近はアウトプットを意識してインプットをするようにしている。たとえば本を読むときは、ブログに感想を書く前提で読んでいる。
このようなインプットは、かつては意識的に避けていた。森博嗣さんの『自由をつくる 自在に生きる』には「後で感想をまとめる」という意識で読書をするのは「自由ではない」という旨の記述があったように思う。手元に書籍がないのでうろ覚えなんだけど...。これは、感想を書くという意識があることで、引用しやすい部分を求めてしまったり、キャッチーな言葉を追ってしまうので、自由な読書とは程遠いという主張であった...はず。この本は一貫して「自由とはなにか」というのを問いかける内容なので、この読書のくだりは単なる一例なのだが、自分にも少し影響を与えていると思う。
しかし、今の自分には時間が足りない。自由な読書を楽しむよりは、単位時間あたりの学習効率を高めたい。そういう気持ちの変化が、アウトプットを意識してインプット効率をを上げたいというモチベーションにつながっているのだと思う。