B'z ファン歴
チームメイトへの自己紹介で「B'z のファンです」と話した。再確認のため、自分の B'z ファン歴を振り返ろうと思う。
「Love Phantom」あたりから存在を意識し、何かの機会に兄が「B'z The Best Treasure」を聴かせてくれた辺りから、B'z にハマった。1998~2005 年くらいの間は、ほぼ毎日聴いていた気がする。たぶん 2000 年くらいにファンクラブ会員になった...はず。うっすらした記憶だけど、2001 年の「B'z LIVE-GYM 2001 -ELEVEN-」が最初の B'z ライブ参加体験だったような気がする。
2005 年に社会人になってから、徐々に B'z を聴く機会が減っていった。プログラミングしながら B'z の曲を聴くと注意が散漫になった。B'z だけではなく、歌詞のある曲は集中力を削ぐので、だんだん環境音 (雨音) やボーカルレスの曲を好むようになった。
2011 年にバンクーバー (カナダ) に引っ越したタイミングで、ファンクラブ会員ではなくなった。会報誌を受け取れなくなるからだ。この頃はジョギングが趣味であったので、ジョギング時に B'z を聴いていた。「B'z」と「走ること」は相性が良かった。なお 2012 年にバンクーバーで「B’z LIVE-GYM 2012 -Into Free-」があった際には地元民として参加した。狭い会場で B'z を間近に見れて感動した。
2015 年に帰国した後は、あまり B'z を聴いていない。というか、音楽をほぼ聴いていない。膝を痛めて走れなくなってしまったため、ジョギングしながら B'z を聴くこともなくなった。プログラミング (= 仕事) しながら聴く音楽といえば、環境音や lo-fi 系のものばかりだ。移動時にはポッドキャストかオーディオブックを視聴している。残念ながら B'z の入り込む隙間がほぼない。
とはいえ、ファンクラブ会員には復帰した。新曲がリリースされると、曲を口ずさめるようになる程度には聴いている。「B'z のライブに行きたいから」だ。そんなわけで、今でもツアーには参加している。先日も「B'z LIVE-GYM 2022 -Highway X-」に参加してきた。
B'z はライブがいいな、と思う。ライブに行くために曲を聴く、という感じだ。B'z の二人は僕よりだいぶ年上で、彼らが往年の名曲から最新の曲までカッコよく元気に演奏してくれる様を鑑賞するのがたまらない。自分もかくありたい、という気持ちにさせられる。
一歩ひいて考えると、僕は「生涯現役」的なものに惹かれているんだろうな、と思う。たとえば僕は野球選手ではイチローが好きだけど、その理由のひとつは彼が長く現役選手でいてくれたからだ。彼は 45 才までメジャーリーグで活躍した。日米で 28 年間の選手生活だ。すばらしい。
反対に、名指しは避けるけど、過去に解散したバンドが「再結成」してしょぼい演奏をしたりすると、とてもがっかりする。現役を続けて、続けて、続けた先にあるものを見せてほしい、という気持ちが自分は強い。
そういう気持ちから、B'z のライブには今後とも参加したいと思う。これを書いている時点で B'z の稲葉浩志は 58 才で、松本孝弘は 62 才だ。あと 10 年は元気でやっていてほしい。68 才 と 72 才のユニットが変わらずにカッコよく居続けてくれたら、ファンとしては幸せなことだと思う。